嵐の前の静けさ

スマホの登場から現在に至るまでは著しい進化の最中にあった。それが近年に入りある程度の安定を手に入れたとも言える。登場当時はその性能の進化が早く、新しい機能やアプリを利用するには進化を追い求め新たな端末を次々とハシゴする必要もあったが、ここ最近であればどの機種も性能は似たり寄ったりで、型落ちのスマホでも性能的にはそこまで絶望的な遅れは取らない。そういう意味ではある意味「安定」という名の「頭打ち」状態でもあり、各端末メーカーも差別化を図るため、「変な機能」を搭載したり、カメラの超高性能化といった「一点豪華主義」にも近い本来はオマケと言えるような部分に本気を出すケースも増えている。そういう意味では「用途」に応じて特化したスマホを選べるという点では選択肢が増えている。そういった変わり種のスマホであっても、スマホとしての最低限の機能で言えばすでに最高水準に達している。この停滞、安定期も長くは続かない。2020年予定の5G通信網の実現、「5G」の「G」はジェネレーションを意味するように、新たな時代の大波を最大限に活用する「アイデア」「ビジョン」をいち早く形にしたメーカーが業界で一歩先んじる事になる。どのような物が大きな求心力を得るのだろうか?必要は発明の母とは言うが、もしそれが容易に思いつくようなら今から「特許」を取っておくといいだろう。時代の変わり目には一攫千金のチャンスが転がっているとも言える。大きな多様性は今まで無関係だった分野にも波及し、その分野にとって必要不可欠な相互性をもたらす可能性も秘めている。またスマホの進化が鈍化した理由として電池の進化が追いついていないという部分も大きい。CPUなどは小型高性能化は昔から留まる事を知らない分野であるが、これらはあくまで「コンセント」から必要なだけの電力を確保できる事が前提となっている。スマホという端末を前提にすると、どうしても大きさという制約も付いて回る。バッテリーのサイズはそのままに「高性能化」させるのは現状の物では難しく、最も飛躍が望まれている分野だ。技術的には「無線送電」なども視野に入るが、こちらもまだまだスマホの電力を賄えるほどの出力は得られておらず、あくまで将来の展望として、様々な場所に送電スポットを設置し、日常的なワイヤレス「給電」を目標としている。もしそうなれば「充電」自体が不要となる。この技術が完全に確立されれば完全電気自動車の実現もより一層現実味を帯びてくると言えるし、景観を害する「電線」も消えて無くなる事だろう。

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